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■フライフィッシング
人里離れた山あいの渓流で、釣人がフライラインを無心に繰り出す。
釣人の姿は優雅で、まるで自然と同化しているかのよう。
そんな釣りのスタイルが人々の心をとらえ、フライフィッシングの愛好者は年々増えている。
かつては難しいとされたフライフィッシングだが、道旦ハの進歩もあって誰でも楽しめる釣りになった。
フライとは昆虫に似せた毛鈎のこと。
ルアーと違うのは、軽いフライを狙った地点に飛ばすために、太く重いラインをムチのように使うことだ。
ルアーはロッドを1回振るだけだが、フライフィッシングは狙った場所までの距離を測りながらロッドを2度3度と振る。
ちょうど時計の10時と2時の間でロッドを振って、頭上できれいなル-プを作るのである。
ロッドのしなりを利用するなめ、腕力はそれほど必要でない。 フライにトラウトなどフィッシング用品はコチラ!
初めての挑戦で渓流に出るより、フライラインがきれいな弧を描けるようになるまで管理釣り場などで練習した方がいい。 フライラインが本の枝に引っ掛かったりすると厄介だ。
フライフィッシングに必要な道具は、ロッド、フライライン、フライラインの先に結ぶりIダーとティペット、そしてりール。 ロッドも渓流用、湖用などさまざまな種類がある。
フライマンなら専用のフライベストも身に付けたい。
釣具店にはさまざまなフライが置いてあるが、狙う魚がどんな昆虫をエサにしているのかの知識も必要こ釣具 ヽ店でアドバイスを受けながら、フライを数種類用意しておきたい。
フライフィッシングに凝り始めると、フライを自分で作る「フライタイイング」もやりたくなる。自分で作ったフライに渓流魚が食いつくのは、フライマンとしてこの上ない喜びの瞬間だ。
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■フィッシング
アウトドアでプレイとグルメが同時に楽しめるのがフイッシング。
ルアーとフライの普及で、フイッシングの愛好者はチビッJから活きエサが苦手な女性まで幅広く広がり、釣りにゲーム的なおもしろさが加わった。
水辺でのんびり釣り糸を垂れる風景は昔のこと。
海で、川で湖で、水の流れや魚の動きを読んでロッドを振る。
魚との緊張感あふれる勝負は、まさにスポーツだ。 トラウト、フライフィッシングならナチュラム! ツール類も充実!
●渓流 渓流とは川の上流域の流れが急なところ。
川を遡行するほど水は澄み、森は深くなる。渓流で狙うのは釣人を魅了してやまないイワナとヤマメだ。
日本の淡水魚で標高の高い流域に棲むのがイワナで、ヤマメはイワナより下流域に生息する。
ヤマメは酒匂川を境に、西日本ではアマゴと名を変える。
天然の渓池魚となると現在はなかなか釣ることができないが、漁協が河川に放流しているところが多く、放流直後を狙えばビギナーでも釣れる確率が高い。
渓流魚は年々減少しており、ベテランでも釣るのは難しい。
キャンプの食材として狙うなら、自然の渓流を利用した管理釣り場がおすすめだ。
▼湖で
標高の高い湖やダム湖ではニジマス、ブラウントラウト、カワマスなどが釣れる。
定期的にトラウト類を放流している湖も多く、北海道の阿寒湖はヒメマスの原産地として知られている。
トラウト類は昧がよく、料理の食材としてさまざまなメニューに使えるため、キャンプの良材用に釣り上げたい淡水魚だ。 標高の低い湖ではゲームフイッシングの代表格・ブラックバスがいる。
近年標高の高い湖沼でもブラックバスの繁殖が確認され、他の渓流魚を食い荒して生態系を乱しているという理由で問題になっている。
ルアーは木や金属、ブラスチックで作った擬似餌バリのこと。
このルアーに、釣りざおのロッド、釣糸のライン、そのラインを巻き上げるりールがあればOK。
活きエサを使う必要がないため、車に一式積み込んでおけばいつでもどこでも釣りが楽しめる気軽さが魅力だ。
釣具店には色も形もさまざまなルアーがたくさん並んでいる。
数えきれないほどのルアーも、大きく分けると7種類に分類できる。
トラウト釣りに多用されるスプーンや、小魚に似せたプラグ、活きエサに近いソフトルアーなど、ルアーは種類ごとに特性がある。 どれを選ぶかは、パッケージに対象魚が表示されているのでそれほど悩む必要はない。
釣りの回数を重ね、釣果が増えるごと気に入りのルアーも増えていく。 ソルトウォーターフィッシング
リールは扱いやすいスピニングリールと、ブラックバスなどの大物狙いのベイトリールの2種類。
渓流魚を狙う場合やビギナーは投げやすいスピニングリールがおすすめだ。
ロッドはスピニングリール用とベイトリール用に分かれ、対象魚によって重量や強度、長さにも違いがある。
ラインの太さはロッドに適正値が表示されている ため、ロッドに合ったラインを選ぶ。
基本動作は川に向かってロッドを振って、ルアーが着水したらりIルで巻き取る。
この動作の繰り返しで、さほど難しい技術でもない。 フライにトラウトなどフィッシング用品はコチラ!
慣れてきたら着水ポイントを狙ってキャストしてみよう。
そしてりールで巻き取る際にルアーの動きに注意。
ルアーがまるで生きているように見せるため、強弱をつけて巻き取るのがJツだ。
ルアーに魚が食いついたときのブルブルっとした手ごたえを感じたら、ルでIIフィッシングはきっと一生の趣昧になるに違いない。
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